「自宅で美味しいアイスティーを作りたい!」と思っている方も多いでしょう。
暑い日や湿気が多い日には、冷たい飲み物がとても魅力的ですね。
そこで、この記事ではアイスティーの作り方を二つ紹介します。
「オンザロック方式」と「冷水抽出法」です。
それぞれの方法の特徴と、詳しい作り方を説明しますので、ぜひ試してみてください。
アイスティーの基本的な2つの作り方
アイスティーを作る方法は主に二つあります。
●オンザロックスタイル
●冷水抽出法
アイスティーの作り方①オンザロックスタイル
オンザロックスタイルは、温かい紅茶を氷がたっぷり入ったグラスに注ぎ、素早く冷却する方法です。
この方法は、短時間で冷たい紅茶を楽しむことができるため、突然アイスティーが飲みたくなった時にも便利です。
私も頻繁にこの方法を利用しています。
1. 通常の2倍の濃さで紅茶を淹れます。
2. 氷をたくさん入れたグラスに、温かい紅茶をゆっくりと注ぎます。
①オンザロック用の濃い紅茶の作り方
オンザロックに適した紅茶を入れる際は、通常の2倍の濃さで用意することが第一歩です。
ティーポットでは、通常使用するお湯の量を半分にして、茶葉の量は変えずに入れます。
これにより、普通の紅茶よりも格段に濃い味わいの紅茶が完成します。
紅茶の具体的な量は以下の通りです。
● 3人分では、茶葉9gに熱湯300mlを用いる。
②氷たっぷりのグラスに紅茶を注ぐ
茶葉を3分間蒸らしたあと、氷がたっぷり入ったグラスに熱い紅茶をそそぎます。
この方法で紅茶を素早く冷却し、清涼感あふれるアイスティーが簡単に作れます。
オンザロックスタイルで作るアイスティーは、見た目も涼やかで美しいです。
バリエーション:レモンスライスを加えて
アイスティーにレモンスライスを加えると、飲み物が一層華やかになります。
レモンはその明るい色と香りでアイスティーを引き立て、視覚的にも楽しませてくれます。
レモンを用いる際には、外皮を塩で洗い、切り込みを直角に入れると良いでしょう。
これが、美しい飾り付けのコツです。
水出しで作るアイスティーのレシピ
ここでは水出し法によるアイスティーの作り方を紹介します。
水出し紅茶は低温で抽出することでカフェインが少なくなるため、夜に作っておけば翌朝には冷たくて美味しいアイスティーが楽しめます。
1. 適当なボトルを準備します
2. ティーバッグと水をボトルに入れます
3. 冷蔵庫で一晩寝かせて抽出します
①ボトルの選び方
アイスティーのためのボトルは、350mlから500ml容量が扱いやすいとされています。
このサイズのボトルは100円ショップやホームセンターなどで手軽に入手可能です。
使用する茶葉の量に合わせてボトルを選びましょう。
②ティーバッグの準備と水の注入
選んだボトルに、紅茶のティーバッグを入れた後、水を注ぎます。
水出しに適したティーバッグの選び方が重要で、これらは熱を加えずともしっかりとした風味を引き出すように設計されています。
私のお気に入りは「カレルチャペック」ブランドの水出し専用紅茶です。
この紅茶は新鮮な茶葉を使用し、渋みが少なく、パイナップルとアールグレイの清涼感あふれる香りが特徴です。
③冷蔵庫での静置
先のプロセスが完了したら、冷蔵庫で一晩そのままにしておきます。
この紅茶は日持ちしないため、作ったその日に飲むのが最良です。
もし甘みを加えたい場合は、ガムシロップを混ぜることをお勧めします。
これにより紅茶の渋みが軽減され、飲みやすくなります。
ガムシロップが手元にない場合、グラニュー糖と水で簡単にシロップを自作することができます。
アイスティーに最適な紅茶の選び方
アイスティー作りにぴったりの紅茶の種類を3つ紹介します。
●キームン
●アールグレイ
●ディンブラ
キームン紅茶の特徴
「キームン」は、中国の著名な茶葉の産地で栽培されている紅茶です。
ランやバラを連想させる繊細な花の香りが特徴で、この香りを存分に楽しむためには、ストレートでの飲用がおすすめです。
オンザロックで飲むことで、クリアで美しいアイスティーを作ることができます。
さわやかな味わいは、濃厚なチーズケーキなどのスイーツとも良く合います。
世界三大紅茶に数えられるキームンは、その洗練された花の香りがストレートで味わうと特に際立ちます。
アールグレイについて
「アールグレイ」は、ベルガモットの清涼感あふれる柑橘の香りを加えたフレーバーティーで、冷やすとその香りがより一層引き立ちます。
このため、アイスティーとしても非常に人気が高く、ファストフード店ではアイスティーとしてよく提供されています。
華やかな香りが特徴のアールグレイは、アイスティーにすることでその魅力を存分に楽しむことができます。
ディンブラ紅茶について
ディンブラ紅茶は、スリランカの高地で栽培される高品質のハイグロウンティーです。
爽やかで深みのある味わいが特徴で、さまざまな飲み方に適していることから「万能紅茶」とも評されます。
冷やしても濁りにくい性質を持っているため、アイスティーにするとその透明感のある美しい水色が楽しめます。
ディンブラはセイロンティーの中でも特にバランスが良く、どんな場面でも味わいやすい紅茶として親しまれています。
暑い日にピッタリ!さわやかなアイスティーでリフレッシュ:まとめ
この記事では、アイスティーの作り方を二つの異なる方法でご紹介しました。
特におすすめなのは、紅茶を氷で急冷する「オンザロック式」のアプローチです。この方法の魅力は、すぐに美味しいアイスティーが楽しめることです。
もし「今日は冷たい紅茶が飲みたい」と思ったら、ぜひこの記事にある手順を試してみてください。